潜在意識の本当の意図を知る
ヒプノセラピストとして活動しはじめる前後、その準備を進めようとすると邪魔が入る、
ということを繰り返していた時期がありました。
マーケティングの仕事の方で、急ぎの案件が入ってきたり、
息子の保育園のイベントが入ったり、来客があったり、娘が水疱瘡になったり…
とにかく、やろうとすればするほど時間がないという状況になる。
何とか時間を捻出しても、今度は気も乗らない。
なんでかなー??と思い悩んでいたところ、
一緒にヒプノを学んだ同期に、『短いサブパーソナリティ』というセッションを試してもらう機会があったので、
「セラピストの活動準備をするための時間がない」という問題をテーマに受けてみました。
このセッションでは、問題を「私の中の一部の人格(サブパーソナリティ)が起こしている」と仮定して、
そのサブパーソナリティとイメージの中で対話をするということを行ないます。
私のサブパーソナリティに質問します。
「この問題を起こすことで、どんなメリットがあるの?」
すると、私のサブパちゃんは答えるのです。
「家族との時間を確保できる」と。
家族との時間を失うまいと、一生懸命に私の時間を奪う。
なんですか、そのロジックは!破綻してるがな!
しかし、同時に潜在意識の一途な目的を知り、なんだか泣けてくるのです。。。
そうかー、家族と一緒にいたかったのねー。
そうだよね。。。家族との時間、大切だもんね。
悩んだ末、毎月2回「家族の日」を設けて
「半日でも家族で楽しむためにお出かけをする日」を作ろう!と心に決めました。
よく考えたら、何かのついでにお出かけすることはあっても、
あえてスケジュールに「家族のために出かける日」を入れてこなかったな、と思い、
いっそのことスケジュールに入れてしまうことにしました。
すると。
夫が急に「色々大変そうだから、軌道に乗るまで平日の夕食は俺が作る」と言い、
4歳息子が水疱瘡にかかり、義母が「今週いっぱいくらい、治るまでウチでみてるよ」と引き取ってくれ、
直近で決まっていた仕事がリスケになり、ほぼやることない状態に。
そう、目の前にあるタスクが急になくなったのです。
こ、こんなことって、本当にあるのか!
潜在意識に隠された「奥底にある意図」を知り、それを解消することで、一気に現実が動く。
頭ではわかっていても、実際に目の前で起こると、やっぱりびっくりです。